えー・・・
近年における香料の進歩というものは目覚ましいものがございまして
それに伴い、加工食品の再現度も驚くほど上がってきています。
まあ、一部の物に関しては天然由来からの香料抽出ですので「再現度」という言葉は間違いなのかもしれませんが、お菓子のフルーツ味なんかは、昔では考えられないくらいに実物に近い味になっているのではないでしょうか。
花の香料なんかはその最たる物で、ラベンダー畑を見学に行った私の親戚の子供が
「トイレの芳香剤の香りがする。」という本末転倒な感想を残したのも致し方ないところでございます。
VAPEリキッドにおいても、フローラル系リキッドやレモン系リキッドを指して「芳香剤の味」と表現される事がありますが
こちらも日本における芳香剤の再現度があまりにも優秀であるが故の悲劇なのではないでしょうか。
ところがこれだけ技術が進歩した現在においても、再現の難しい味がいくつか存在します。
VAPEにおいてはその最たる味が
「煙草味」ではないでしょうか?
いくつかの煙草味リキッドが煙草葉からの香料抽出によって、その味を再現しようと頑張ってはおりますが
正直なところ「まさに誰もが思い描く煙草味」というリキッドはなかなか現れません。
そして、これは完全に個人的な見解になってしまうかもしれませんが、その味を再現できていない物が他にもあります。
それは
アイスクリームです。
・・・え?
・・・アイスクリーム味のリキッドはいくつもあるだろうって?
・・・そうですね。
・・・でも、そのリキッドは
「バニラクリーム味リキッド」もしくは「メンソールバニラ味リキッド」ではありませんか?
「煙草味」と「アイスクリーム味」
一見全く違う二つのリキッドに共通するのは
「味の核となる部分がVAPEでは再現不可能である」という点だと私は考察します。
私達の感じる「煙草味」の核は「煙草葉が燃えた味」です。
それは決して「煙草香料を加熱した味」ではありません。
そして「アイスクリーム味」の核は「冷たさ」です。
それは決して「スースーするバニラ味」ではありません。
これから先、香料の技術がもっともっと進歩すれば、ひょっとしたら実際のフルーツにもっと近い味のリキッドは発売されるかもしれません。
ですが、どれだけ煙草味香料が進歩しても、煙草の核となる「燃えた味」は出せませんし、どれだけバニラ香料が進歩しても冷たい煙は出せません。
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そういえば、もう一つ、昔からVAPEリキッドのラインナップにありながらも、再現が不可能だと思っていた味があります。
・・・CottonCandy・・・綿菓子です。
過去にいくつかのCottonCandyリキッドを吸いましたが、なんだか甘いだけのリキッドだった様に記憶しております。
そもそも、綿菓子の材料は「ザラメ」です。
にも関わらず難しいのは
ザラメをそのまま食べてもそれは「ザラメの味」であって、決して「綿菓子の味」ではないのです。
綿菓子の味の核、それはおそらく
ふわふわとした食感です。
VAPEリキッドにおいて「ふわふわした食感」を再現するのは不可能です。
つまり、綿菓子を再現する事はできないのです。
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恥ずかしながら私は
今回レビューするリキッドを吸うまでは、ずっとそう考えていました。
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さあさあ
少々大げさな導入にはなりましたが、そこまで深く考えずに、まあ気楽な気持ちで読んでみて下さいよ。
だって、いつものへっぽこブログなんですから。
今回ご紹介するリキッドは
UNIVERSAL LIQUID
Cottonfur
最近、Instagramでhdneのexoarmorやendeavorと一緒にアップされている事が多い「UNIVERSAL LIQUID」のジュースですね。
今回、リキッドのご提供いただきましたのは、最近新店舗にお引越しして心機一転の
swamp vape様です!!
いつもお世話になっております!!
そして久々のタイトル紹介ですが、申し訳ないほどストレートなチョイスですね・・・
今回のタイトルは、我が群馬県の生んだスリーピースロックバンド「back number」の曲タイトルよりいただきました。
back numberといえば「ヒロイン」や「クリスマスソング」「ハッピーエンド」などが有名ですが「わたがし」はそれより以前に発売された6thシングルです。
「ミスターネガティブ」の異名を持つ清水依与吏の歌詞は私の様にモテない男にはザクザク刺さる言葉のチョイスで感情移入がしやすいのが特徴です。
・・・でも、絶対に現実の清水依与吏さんは普通にモテてますよね・・・
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hdneのデバイス達と並んでいる事が多いという事は、おそらくは焚いて吸うのが美味しいリキッドなのではないかと想像できるのですが、ひとまずいつもの様に高抵抗から試してみましょう。
hobbitにて1.2Ωです。
・・・
・・・あれ?なんかちょっとだけ綿菓子っぽいような・・・
基本的にはちょっとだけイチゴ風味の砂糖菓子ぽい味なんですが、もうひと頑張りで綿菓子になれる感じがします。
もちろん、前述した様な「ふわふわした食感」なんて感じるはずがないんですが、なぜだかわからない「綿菓子感」がかすかに感じられます。
え?なんで?「微かな綿菓子感」の正体が全然わからない・・・
・・・ひとまず抵抗値を下げてみましょう。
battle deck & battle capにて0.3Ω風です。
・・・
うわ!結構綿菓子!!
「綿菓子感」の正体がわかってきました。
抵抗値を下げて焚いた事によって強調された「香ばしさ」です。
綿菓子を作る機械にザラメを入れて、加熱を始めた時に辺りに漂う砂糖の焦げた香りが微かに感じられ、それが砂糖菓子を綿菓子の味に変化させています。
これだけ低抵抗で焚いてもしっかり甘いので、やはり低抵抗向けのリキッドだと思います。
それならば、かなり特殊環境ですが、こちらもいってみましょうか。
hdneのexoarmorにてスタックの0.8Ωです。
リキッドレビューにスタックを持ち出すとは、もはや正気の沙汰とは思えませんが、あいるのやる事ですので大目に見てあげて下さい。
・・・
はい、綿菓子。これ綿菓子。
もちろん「できる環境下で頑張って綿菓子を再現してみました。」レベルではあるのですが、それでも私が今まで吸ったCotton Candyの中では群を抜いて綿菓子です。
完全に煙の力で暴力的な味の出し方をしているのですが、味が飛ぶこともなく笑えるくらいに甘いです。
誤解を恐れずにいうのであれば、この環境下が最も製作者側の意図した吸い方なのではないかと思える味です。
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総評といたしまして、高抵抗でじんわりMTL派の方には諸手を挙げてオススメする事はできませんが、私の様な低抵抗でがっつりDL派の方で甘いリキッド大好きな方には是非とも一度吸っていただきたいリキッドです。
味の組み立て自体は悪くいえば大味な部類に入るかとは思いますが、私個人的にはとても面白いリキッドだと思いました。
余談ではありますが、先日、swamp vapeに来ていた綿菓子好きなお客さんにこのリキッドを吸わせたところ、たいそう喜んで即購入していたのをみると、私の様に綿菓子から離れて久しいおっさんの記憶の片隅にある綿菓子味というわけではなく、一般的にも綿菓子に近い味なのではないかと自信を持ちました。
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再現は無理であろうと私が思っていた「綿菓子味」は想像以上に再現されていました。
冷静になって考えてみると、過去の煙草リキッドに比べれば現在の煙草リキッドは別物なりにかなり高レベルな物になっています。
清涼剤を使って、冷たさを錯覚させるリキッドも数多く発売しています。
ここまでの進歩がたった二年程度の出来事です。
ひょっとしたらいつかの未来に「本物そっくりな煙草味」や「冷たくて美味しいアイスクリーム味」のリキッドが発売するかもしれない。
そんな「予想をはるかに超えた意外性」こそが、VAPEの楽しさの一つだったと気づかせてくれた、今回はそんなリキッドでした。
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最後に、ご提供いただきましたswamp vape様のショッピングサイトを掲載させていただきます。
今回ご紹介させていただいた「Cottonfur」はもちろん、Complyfeとの限定100本コラボチューブ「CL-SV JP Model」も好評発売中ですので、みなさまも一度覗いてみてはいかがでしょうか?
swamp vape←ショッピングサイトはこちら
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